第15回世界パズル選手権・報告レポート1

2006年10月7日から12日にかけて、ブルガリアのボロベッツにて第15回世界パズル選手権が開催されました。全日本パズル選手権で1~4位だった條 秀彰さん、楠井悠平さん、横田真秀さん、山本達也さんが、世界の強豪相手に大健闘。個人では、横田さんが3位に、団体でも3位と大変優秀な成績をおさめました。そのもようを編集部Yがレポートします。

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■ MINI-GALLERY 1 ■
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ドイツ・ミュンヘン経由でブルガリアの首都ソフィアについたのは夜の10時過ぎ。それからお迎えのバスにゆられ、大会開催地ボロベッツのサモコフ・ホテルに到着したのは、深夜1時過ぎ。成田発の飛行機が1時間遅れたけれど、とりあえず全員無事に到着。まずはひと安心。
今回の大会開催地、ボロベッツは、ブルガリアの首都ソフィアから車で約1時間半の山岳地帯にある、国内でも最大級のスキーリゾート地。この時期の外の気温は、10度前後で、東京の11月下旬~12月上旬と同じくらいの気候。シャツ1枚だけだとちょっと寒い。
到着翌日は、午後からホテルのロビーで、インストラクション(例題の入った問題文)をチェック。と、主催者から配られた資料一式の中に、ブルガリアの国内予選問題を発見! さっそく4人で解きはじめる日本チーム。もちろん、時間制限つきの本格的ミニ大会。
ここで今回の日本選手たちをご紹介。左から横田真秀さん(三重県 17歳 高校生)、山本達也さん(千葉県 26歳 会社員)、1人おいて楠井悠平さん(東京都 21歳 大学生)、條 秀彰さん(東京都 22歳 大学院生)。中央は、アメリカチームのロジャー・バルカン選手。
夜は、ウェルカム・パーティー。ばちの形が独特の太鼓、タパンなどの民族楽器の旋律にのって、ブルガリアの伝統舞踊が披露されました。女性の耳元の花はバラ。実はバラは「ブルガリアの金」とも呼ばれ、その香料はブルガリア産が世界市場の8割を占めるそうです。
日本選手をはじめ、各国選手がフォークダンスの輪に参加。本場ブルガリア人に負けじと華麗な(!?)ステップをくりだしているのは、楠井さん、條さん。この後、主催者による各国のチーム紹介。今回は25カ国、97人の選手が参加しました。
夜9時くらいまで続いたウェルカム・パーティーのあとも、西尾徹也先生の部屋に集合する日本チーム。さっきみんなで解いたブルガリア国内予選問題をお互いに分析したり、その場で作成された練習問題を解きはじめたり、と時間の経つのを忘れてしまいます。
大会2日目は、主催者による観光で、世界遺産のリラの僧院へ。ホテルからバスで山あいを約2時間。ひっそりとした山中に突然巨大な建築物が出現。かつてオスマントルコ帝国支配下の時代にも、ここだけはキリスト教の信仰と、ブルガリア語の書物を読むことが許されていたとのこと。
霧雨が降る僧院の中庭を行く横田さんと山本さん。2人の背後に見える、外壁もかねた4階建ての回廊は、かつて僧たちの住居として利用されていました。横田さんが、どこへ行くときも大切に持ち歩いていたカバンの中には、実はあるものが。その謎は3頁めで明らかに!
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